国連決議案が米国のVETO無しで通過

2024年3月26日
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この決議案はロシアからの提案で、ラマダン月(3月10日〜4月9日まで)のためにガザでの停戦をするというもの。この提案には何故か米国は拒否権(VETO)を使用せず棄権したために、この決議案が通った。これにはイスラエルのネタニヤフが怒り狂っているという。ネタニヤフは米国行き計画(今日)を急遽キャンセルし、米国には来なかった。イスラエルの戦争大臣だけ米国にやって来た。

この提案では、ラマダンのために直ちに停戦(4月9日まで)、食料、医療品、その他の必需品のスムーズな供給、人質の開放が盛り込まれている。既に3月25日で遅過ぎる感じだが。あと数日間しか無い。

何故、イスラエルの保護者の米国政府が急にVETOを使用するのを今回は避けたのか?3回に渡る停戦案に全てVETOしていた米国政府。世界各国から米国政府に「いつまで妨害しているのか?いい加減にしろ!」という非難が来ていたという。

特に中国、今回の停戦案が通る様に、中国は米国政府に対して「これ以上、妨害するんじゃない!」と命令したという。一体、中国は米国に対してそんな力があるのか?中国は大量の米国債を保有している国。「次に妨害したら、米国債を叩き売りしてやる!」と脅かされれば、米国は中国の言うことを聞く可能性。去年の今頃、FRBのイエレン会長が中国を訪れペコペコと頭を何回も下げていた。「どうか米国債のたたき売りだけは勘弁してください」と言わんばっかりに。

Gaza: Security Council passes resolution demanding ‘an immediate ceasefire’ during Ramadan | UN News

まあ国連案が議決したからと言って、イスラエルがその言うことを聞くかは、また別問題。ジェノサイドが始まる前から、イスラエルはパレスチナ人達に国際法違反に成る行為(殺人して土地建物を奪う行為)を75年に渡り続けてきた国だ。彼らが言うことを聞くとは考えられない。

米国はUNRWA(ガザの国連組織)に対しての金銭援助をストップしたと同時に、イスラエルには3兆ドルのジェノサイド援助金を送った。

イスラエルがジェノサイドのマスターマインドなのか?それとも米国政府がジェノサイドのマスターマインドなのか?

バイデンはUNRWAへの資金をストップしたのにも関わらず、他国には個人的にUNRWAへの援助をお願いしているという。つまりUNRWAへの資金のストップはバイデンの意思では無いし同意もしていないという事。米国大統領は、結局は地球の支配者達(ロスチャイルド家やらロックフェラー家など)の操り人形であり、地位は低いと言えるだろう。そのために自分の意思通りに政策が実行できるわけでは無い。

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